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神奈川県小田原市内

 

工事の概要~Ⅲ型-8.5m-362枚　

(50＜Nmax≦100)　主体土層玉石混じり砂礫

 

車道を片側交互通行にし、かなり狭い場所での施工でした。

2列打設したのですが、相番クレーンが前後にしか設置出来ない為、機械を両サイド乗せ替えを交互にしながら少しずつ進んでいく方法で施工しました。

 

礫のサイズはそこまで大きくない地盤でしたが、かなりオーガヘッド、オーガスクリューの摩耗が多い現場でした。

延長が長い為、前後方向の鋼矢板の倒れがないよう注意し、打設を完了しました。

 

Ⅲ型-8.5m　日進量平均15枚/日

 

 

三重県鈴鹿市内

 

工事の概要~Ⅳ型-19.5m-54枚　1箇所縦継ぎ施工

(50＜Nmax≦100)　粘土、シルト地盤

 

送水管の発進立坑工事で、鈴鹿市付近は粘土層、シルト層が主体で排土の処理が大変でした。

80tのオールテレーンで相番をし、鋼矢板の建込みに50tラフターを使用しました。

 

粘土層の地盤は一度先行削孔をしてしまえば同時圧入は比較的楽に施工出来るので、土の処理だけが問題でした。

オペレーターの技術により19.5mの深い立坑でも、締め切り時は20t～30t程度の圧入力で閉合し、施工を完了しました。

 

Ⅳ型-19.5m　日進量平均4.1枚/日

福島県伊達市内

 

工事の概要~Ⅳ型-11.5m-154枚　(375＜Nmax≦600)風化安山岩～強風化安山岩

 

株式会社佐藤重機建設様からクラッシュパイラーの応援の依頼を頂き、伊達市まで施工に行きました。

写真にある法面側が風化度合いが浅く、なかなか日施工量が増えませんでした。

 

岩盤に当たった時は焦らず、じっくりと確実に削っていく事が一番の近道です。

道路側は多少地盤が軟らかく日進量を稼ぐ事ができました。

 

Ⅳ型-11.5m　日進量平均4.9枚/日

三重県北牟婁郡紀北町内

 

工事の概要~Ⅲ型-3.5m-70枚

サイレントパイラーで試験施工を行ないましたが、打設不可の為クラッシュパイラー施工への設計変更案件でした。

 

3.5mの短尺矢板で反力がとれるのか、隣接するブロック塀に接触し、破損する恐れがないかなど、心配事はありましたが、打設後の矢板同士を溶接で止め、慎重に打設し工事を完了させました。

 

Ⅲ型-3.5m　日進量平均17.5枚/日(打設のみ)